【2023年】地震に備えて最低限今すぐにできること

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阪神・淡路大震災、三陸沖の地震、東日本大震災を体験した私達ですが、次は30年以内に南海トラフ地震や首都直下地震などマグニチュード7を超える大規模地震が発生する可能性が70%を超えていると言われています。

そろそろ大地震はいつ来てもおかしくない現実として意識する必要を感じませんか?
国内のどこにいても、食料品や水を確保するために長い行列に並ぶ日が現実にいつ起こってもおかしくないのです。

それなら、災害に対する備えは必要不可欠です。

でも、忙しい日々の中、阪神・淡路大震災や東日本大震災を家族が体験している私でさえ、その時の辛い思いを忘れかけていた今日この頃です。
この機会にもう一度、地震や災害時の最低限備えるべきものについて考えてみたいと思います。

まずは身の安全の確保から

一般的に、大きな地震の揺れる時間はマグニチュード7で約10秒マグニチュード8で約1分マグニチュード9で約3分と言われています。
東日本大震災の時には宮城県栗原市で震度7、東京23区でも最大震度5強で強い揺れが3分以上続いたそうです。
災害の時は、最初の強い揺れの時に大きな被害が出ると言われています。

まずは、最初の1~3分前後の対策を考えて下さい。
1~3分の間安全が確保できるように、もう一度家の中の見直しをしておきましょう。
強い揺れがある時に家具や電化製品の転倒や落下を想定して、棚の上に積み上げている重い荷物や倒れやすい棚や家具がないか見直して、落下防止器具を利用して安全対策をしておきましょう。

揺れた時、どこで身を守り(机の下など)、家族の安否確認をして、 火の始末、何を持って、どこに避難するかを想定して、できれば家族と話し合い家族の役割分担を決めましょう。
特に避難先の確認は必須です。
家族で避難先の場所を共有して、できるだけ事前に避難先を訪れてトイレの場所や全体の様子を確認していると安心です。

私は阪神・淡路大震災を体験しましたが、家族の安否の確認が何よりも重要だと思いました。
電気が切れた後では、一緒にいない家族の安否確認は難しくなります。
連絡が取れる間、携帯がつながる間に直接すばやく安否確認してください。
安否確認が取れないと、色々な避難所や病院を捜し歩く事になるので心労が大きくなります。

LINEやメールで連絡するのも良いですが、相手が携帯を見れない場合もあります。
電話連絡ができない時でも、避難場所の伝言板にメッセージを書き残すなどして、安否の確認を取れる方法を今から家族と話合いをして決めておく事がとても大事です。

災害に備える為の準備


大きな災害が起こった時は、たとえ自宅が倒壊しなくても数日間は正常な生活はできません。
電気、ガス、水道が止まることが多く発生するからです。
スーパーやコンビニからは、考えられる全ての商品が一斉に消えていきます。
東日本大震災の時、ミネラルウオーターやインスタント食品、トイレットペーパーがあっという間になくなりました。

電車も止まるので歩いて行ける所しか買い物はできません。
電気・ガス・水道・通信・交通などのライフラインが復旧するには約3日間と言われています。
最低でも3日間位の生活必需品を準備する必要があります。

食料・飲料・生活必需品などの備蓄

災害を意識したなら、いざという時の心の準備と実際の必需品の準備を始めましょう。

貴重品


印鑑・預金通帳
現金
保険証、マイナンバーカード
薬、おくすり手帳

貴重品入れは旅行用のポーチのような両手を放しても身に着けて持ち歩ける小さなものが良いです。いつでも取り出しできるようにまとめて保管しておきましょう。

災害時に、カードはしばらく利用できなくなるでしょう。
自動販売機や公衆電話が利用できる事もあります。
現金は10円、100円の硬貨と1000円札で準備しておくと使いやすいです。


車は交通渋滞などで動けなくなることが多いため、非難する時には使用しないで下さい。
避難所に移った人の中には、狭くてもプライバシーが確保されている車中泊を選ぶ人が現実的に多くいます。荷物を管理することもできるので車はあったほうが便利です。
公共交通機関が動かなくなることも想定されるので、ガソリンは常に多めに入れておきましょう。

飲み水
ペットボトルの水を常に常備しておきましょう。
家族が3,4日飲み水に困らない位の量を準備しましょう。
その他の水
おふろの残り湯は次の日まで入れたままにしておき、いざという時にトイレを流したり洗濯をしたりして再利用しましょう。

近所に豆腐屋さんや手作りの酒屋さんがあれば湧水がある可能性が高いです。
阪神淡路大震災の時、水道が利用できない時に豆腐屋さんが近所の人達に湧水を無料で提供してくれました。
※必ず湧水という事ではありません。
いざという時の為にも、事前にお買い物をしたりしてお店の方から情報を収集してください。


履きなれた痛くない靴を準備して、就寝時でも直ぐに履けるようにベットや布団の近くにおいてください。
ガラスなどを踏む可能性があるので、底の厚めの滑りにくいものが良いです。

パジャマ


寝る時に着るパジャマですが、真夜中や明け方に大きな災害が発生することはよくあります。
起きてすぐに避難するために、パジャマのままの移動もあるはずです。
移動する事を意識して、いざという時に躊躇なく外に出れるパジャマやトレーナーを利用するようにしてください。

食料品


長期保存可能な缶詰やレトルト食品、パンの缶詰など直ぐに食べれる食品を常に常備しておきましょう。
ビスケット、飴、チョコレートのようなお菓子類も常に常備してください。
※ラーメンやお米などは、直ぐに火を使えない時には役に立ちません。

※食料品は食べた事のない食品よりいつも食べているようなものを選んでください。辛すぎる物、味が濃いものはお水が欲しくなるため避けて下さい。

賞味期限があるので、定期的に備蓄品を食べて新しい商品と買い換えましょう。
実際に食べて味を知っている方が、次に準備する商品を改善してより良い商品を準備できます。

生活用品

  • 携帯、充電プラグ
  • トイレットペーパー
    とても大事でなければとても困ります。
    テッシュがなくてもトイレットペーパーさえあれば代用できます。常に予備の物を常備してください。
  • カチッとコンロ(詰め替え用ガスボンベ)
    コンロがあれば水を沸かしたり簡単な料理ができます。
    ガスボンベが直ぐに減るので詰め替え用のボンベを多めに常備してください。
    地震直後はガス漏れなどがあるため、情報を確認してから使用してください。
  • ラップ、ビニール袋、紙皿、紙コップ、箸、コップ
  • タオル、化粧品、濡れテッシュ等
  • 懐中電灯
  • 風邪薬、胃腸薬、整腸薬
  • マジック、ボールペン
  • 手動式モバイルバッテリー
    携帯電話の役割は情報を得るためにも大きいです。
    電気が復旧するまで手動式モバイルバッテリーで代用してください。
  • ゴミ袋
    大小のポリ袋は色々なところで役に立ちます。
    食品の保管は勿論、物の保管や小分け、お皿にかぶせて利用し使用後袋だけ捨てるとお皿は洗う手間がありません。大きなゴミ袋はダンボール箱にしいて簡易のトイレにも使用できます。寒さをしのぐこともできます。
  • ラジオ
    ※携帯電話が直ぐに利用できない事があります。
    自宅で避難している時は、テレビも電話もない為今の状況が分からない事が多く発生します。周囲の人はわかっていても、当事者たちだけが分かっていない重要な情報を得るためにもラジオは必ず準備して備えてください。

幼い子供のいるご家庭や病人のいるご家庭なら、オムツやミルク、離乳食などを常に余分に購入して直ぐに困らないように備えてください。

保険証書などを直接持ち歩く必要はありません。
加入している保険会社、契約者名、契約者番号などの情報だけわかれば探すことができます。
写真で取るなどデーターとして保存してください。

災害の時、倒壊された建物に泥まみれになっているアルバムや写真を見かける度、本当に胸が締め付けられます。
楽しかった思い出は必ず保管されなければいけません。
写真もデーターとして保存することをお勧めします。

昔のビデオテープをDVDにしてくれるサービスもありますから、できるうちに少しづつデーター化していきましょう。

非常用品の準備

自宅は倒壊しなくても、ガス漏れや火事、津波などで避難所に行かなければならなくなることもあります。その時は最低限の必需品をもって移動しなければいけません。

非常時に持ち出すべきものを、あらかじめバッグに入れて準備しておくと便利です。

・2~3日分の食料と飲料
・貴重品入れ(印鑑・預金通帳など、マイナンバーカード、保険証のコピー、現金)
携帯、モバイルバッテリー、充電プラグ
・トイレットペーパーゴミ袋
・防寒具、スリッパ
・薬、おくすり手帳
・歯ブラシ、石鹸
・ラップ、ホイル、ビニール袋、紙皿、紙コップ
・懐中電灯
・筆記道具、ハサミ、テープ

災害用品をセット販売しているサイトを利用することも選択の一つです。


災害用に備えてほしいおすすめ商品

必ず必要ではないけれど、あればとても重宝する商品を選択しました。

ストーブ

冬に被災すると、ライフラインが切断された時は数日間寒さを我慢するしかありません。
せっかくケガもなく災害から逃れてきても、暖房がない状態では体調が悪くなってしまいます。
灯油だけ入れて使用できるストーブがあると、暖をとれるだけではなく、お湯を沸かしたり簡単に料理をする事もできてとても便利です。
災害に備える商品を1点あげるとしたら、ストーブを選びます。

ランタン

災害時の真っ暗な闇の中では不安な気持ちが大きくなります。
ランタンがあれば、優しい光が少しでも心を落ち着かせてくれます。
ランタンを選ぶときは、電池タイプが長く使用できて便利です。

今回の記事はいかがだったでしょうか?

「備えあれば憂いなし」

誰でも嫌な事は考えたくありませんが、リスクを受け止めて備えていないと家族の安全を守ることはできません。

今回の記事が、少しでもお役に立てれば幸いです。