日用品まとめ買い おすすめ 酢の選び方

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おすすめ情報

酢とは、糖を含む食品を原料として、アルコール発酵、酢酸発酵させた調味料を言います。
酢と呼んでいても酢酸を含まない「調味酢」はここで言う酢ではありません。

酢酸を含む酢の種類はバルサミコ酢、リンゴ酢、柿酢、米酢、黒酢などがあります。

酢の種類

酢の種類は、大きく分けて醸造酢、合成酢、調味酢・加工酢があります。

醸造酢

醸造酢は米、麦、とうもろこしなどの穀類、果実、はちみつ、アルコールを原料としたものを酢酸発酵させて製造したものです。

合成酢

合成で作った酢酸を水で薄め、砂糖類、酸味料、調味料、食塩などを加えた酢です。

調味酢・加工酢

醸造酢に果糖ぶどう液糖や食品添加物を多用して味を調整したもので本来の酢とは別物です。
添加物の有無は原材料を確認して添加物の無いものを選ぶようにしましょう。

酢の効用

酢には様々な健康的なメリットがあります。

  • 疲労回復、疲れにくい効果
    酢に含まれる酢酸やクエン酸には、疲労物質の原因ともいわれている乳酸の生成を抑える働きがあります。主成分の「酢酸」には夏バテの改善や疲労回復、唾液分泌を促して食欲を増進させる効果もあります。食欲のない暑い日には酸っぱい食べ物を食べる事は昔からの知恵で理にかなっている事です。
  • 生活習慣病予防
    お酢を毎日摂取すると、内臓脂肪の低下や血圧の低下、食後の血糖値の上昇を緩やかにするなど、さまざまな生活習慣病予防に関する研究データーがあります。酢には血圧や血糖の上昇を抑えたり、ミネラルの吸収を助ける作用があります。
  • 血流の改善
    酢を摂ると血流がよくなり、毛細血管まで酸素と栄養素を送り届け体を温めます。
    血流が改善すると筋肉が柔らかくなり、体の動きもスムーズになります。
    酢を食べると体が柔らかくなると言われるのはこの事からかもしれません。
  • 血糖値の上昇を緩やかにする
    酢は糖の吸収を遅らせるため、食後の血糖値の急上昇を抑える効果があります。
  • カルシウムの吸収を助ける
    酢に含まれるクエン酸はカルシウムの吸収を高める作用があります。
    海藻類やにらなどの消化しにくい食材でも酢が消化を助けてくれるため、ミネラルなどの栄養素をしっかり体に吸収することができます。
  • 消化吸収を促進する
    酸の酸っぱい味は唾液の分泌が促され、消化吸収も促進して食欲増進の効果があります。
  • 美肌効果
    酢には抗菌作用があり、腸内の悪玉菌を減らしてくれます。
    腸内の環境が改善されると善玉菌が増えて結果として美肌効果も期待できます。
  • 殺菌効果
    酢には細菌の繁殖を抑える効果があるため食材の保存性を高めてくれます。
  • 減塩効果
    酸味があることで、塩分控えめでも美味しく感じることができます。
    酢には素材の味や塩味を引き立てる働きがあるため、塩分を控えたレシピでも美味しさが保てます

健康的なおすすめ「酢」と摂らない方がいい酢

おすすめの酢

添加物(アルコール、発酵助剤、静置発酵)が含まれない醸造酢がよいです。
自然のまま時間をかけて発酵させているお酢が健康的なお酢です。
加熱殺菌やろ過をされておらず、ミネラルや酵素、お酢の源である酢酸菌を含むお酢をできるだけ毎日続けてとるようにしましょう。

摂らない方がいい酢

市販のお酢には食品添加物が入っているものが多くあります。
酢の代表的な添加物:醸造アルコール、合成着色料、人工甘味料(遺伝子組み換えコーン由来)
の含まれているお酢はできるだけ採らないようにしましょう

醸造酢の種類

醸造酢の種類には
穀物酢、米酢、玄米酢、黒酢、果実酢、バルサミコ酢、白ワインビネガーなどがあります。

穀物酢

原料:米、小麦、大麦、酒かす、とうもろこしなどの穀類や酒かす

1種または2種以上使用したもので、その使用総量が醸造酢1Lにつき40g以上のものをいいます。
あっさりとした味と価格もリーズナブルなため、多くの料理に使用できるもっともポピュラーなお酢です。火を通しても、酸味が残りやすいので加熱する料理におすすめです。

米酢

原料:米

伝統的なお酢。
コクがあり、まろやかな酸味が特徴的です。
米酢の酸味を活かせる酢飯や酢の物など非加熱料理との相性が良いです。

米酢のクエン酸には疲労回復効果があります。
エネルギー代謝を活発にするためダイエットにも効果があります。

米酢には『純米酢』と『米酢』があり質が違います。
米酢は醸造アルコール(エタノール)が使われていることがあります。
エタノールには中毒性があると指摘されています。
できる限り純米酢を選びましょう。

玄米酢

原料:玄米

玄米は白米と比べ、ぬかや胚芽等に含まれるビタミンや食物繊維が豊富に含まれています。
玄米特有の旨みや香りを楽しむことができます。

米黒酢、大麦黒酢

原料:玄米または大麦

1年以上の発酵熟成期間をかけて作るため、黒褐色になることから黒酢と呼ばれます。

長時間熟成させて作られた黒酢はビタミン類やミネラル類、アミノ酸などの栄養素が凝縮されています。米酢や果実酢と比べ抗酸化作用が強いと言われています。
コクを生かして、酢豚など中華料理にあいます。

黒酢には、血圧、血糖値、コレステロール値や中性脂肪を下げる効果が高いので、心臓疾患の原因となる動脈硬化の予防になります。内臓脂肪も減らすため、肥満予防にも効果的です。
ほかの酢に比べて黒酢は5~8倍の効果を得られるためはちみつなどを入れ水で薄めて飲む健康ドリンクとして人気があります。

果実酢

リンゴ酢
原料:リンゴ

ポリフェノールやビタミンCを保護する効果があります。
カリウムが豊富に含まれています。
余分な水分を排除し、体の水分量のバランスを整えてくれるので、むくみの解消が期待できます。
フルーティーな味わいは、ドリンクやスイーツ、ドレッシングにも向いています。

ワインビネガー

原料:ぶどう

ワイン用に搾った後のぶどうを再利用します。
コレステロール抑制、抗酸化作用が期待できます
ワインのように「赤色」と「白色」があり、赤は抗酸化成分が高くお肉に合う重みのある風味です。ポリフェノールも高いです。白は抗菌成分が豊富でさっぱりとした酸味が特徴です。
ほかの酢より低カロリーなところも利点です。

バルサミコ酢

原料:ぶどう

ぶどうをじっくり熟成させた酢で深みと甘さを堪能できます。
また、バルサミコ酢もブドウ特有のポリフェノールが豊富に含まれているのでコレステロールの抑制に効果的です。
煮詰めてソースにしたりと色々な料理で濃縮されたうまみが楽しめます。
香りが豊かで、ツンとくる刺激が少ないためサラダのドレッシングにもよく合います。

その他の酢

酢酸を含まない酢として、梅酢・もろみ酢が挙げられます。
酢酸は含んでいなくても、クエン酸・アミノ酸による健康効果を期待する事ができます。

  • 梅酢
    梅干しの製造過程で生まれる酢で、梅の栄養成分がたっぷり含まれています。酢酸成分は含んでいません。
  • もろみ酢
    泡盛の製造過程でできる「もろみ粕」を原料としたもので、主成分がクエン酸で酢酸発酵していないことから、食酢には含まれません。

酢の選び方はいかがだったでしょうか?
健康的な酢と言っても様々な種類があるので迷ってしまいますね!

使用する場面に最もマッチする健康的な酢を選んでみてはいかがでしょうか。